バカラのハウスエッジ(控除率)とは?ノーコミッションバカラのハウスエッジの解説

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バカラは、カジノゲームの中でも、「ハウスエッジ(控除率)が低く勝ちやすいゲーム」と言われています。
しかし、賭ける項目によっては、プレイヤーが大きく損をすることを知っていますか?
この記事では、バカラで勝つための攻略法を、ハウスエッジという視点から考えてみたいと思います。

バカラの基本的なルール

ハウスエッジの話に入る前に、もう一度バカラのルールを確認しておきましょう。
バカラは、プレイヤーとバンカーに配られる2~3枚のカードの合計点数が9に近い方が勝ちとなり、バンカーの勝ち・プレイヤーの勝ち・引き分けのいずれかを予想するゲームです。

最初に2枚のカードが配られ、その合計点数により、3枚目が配られるか田舎が決まります。
そして、その合計点数が「9」に近い方が勝ち、点数が同じなら引き分けとなります。
合計点数が10点を超えた場合は、下一桁の数字が点数となります。
【例】合計点数が14点の場合は、4点。

3枚目のカードが配られる条件については、他の記事で解説していますので、ここでは省略します。
ただし、バンカーの3枚目は、プレイヤーが引いたカードによって決まるため、「バンカーの方が若干勝率が高い」ということを知っておいてください。

そのため、プレイヤーに賭けて勝利した場合は、賭け金の2倍が払い戻されるのに対して、バンカーに賭けて勝利した場合は、5%のコミッション(手数料)を取られ、賭け金の1.95倍が払い戻されます。
バンカーが有利だからと言って、単純にバンカーに賭け続けると損をするというわけです。

バカラのハウスエッジ

ここでは、バカラにおける賭け項目ごとのハウスエッジについて、解説します。
バカラでは、賭ける場所によってハウスエッジに大きな差があるため、賭ければ賭けるほど損失が大きくなる項目があるのです。
数字が苦手な人のために、できるだけ分かりやすく説明しますので、しっかりと理解してくださいね。

ハウスエッジとは?

ハウスエッジ(控除率)とは、カジノやパチンコ、公営ギャンブルなどを運営している胴元の取り分のことをいいます。
このハウスエッジによって、胴元が運営されています。
主なギャンブルのハウスエッジは、このようになっています。

  • JRA競馬・・・ 20~25%
  • パチンコ・・・15~20%
  • 宝くじ・・・ 50~60%
  • サッカーくじ(toto)・・・ 50%
  • バカラ・・・ 約1%

これを見ると、いかに日本のギャンブルがテラ銭を多く取っているかが分かりますね。
ぼったくりといってもいいでしょう。
また、バカラが勝ちやすいゲームと言われる理由がお分かりいただけると思います。
ただし、バカラの控除率約1%というのは、適切な場所に賭けた場合の数字ということに注意してください。
賭ける場所によっては、控除率が跳ね上がり、「賭ければ賭けるほど、長期的に大きくなる場所」というものが存在しているのです。
次からは、バカラの主な賭け項目のハウスエッジを計算していきます。

ハウスエッジの計算方法

それでは、理論上のバカラのハウスエッジについて解説します。
計算する際に、下記のような条件を設定しました。

  • 使用するカード(トランプ)は、ジョーカーを除く52枚を1デッキとして、8デッキ(計416枚)を使用するものとする。
  • 一回の賭け金は、10ドル(約1100円)とする。

ハウスエッジを計算するためには、期待値を算出する必要があります。
期待値とは統計学の用語で、バカラに置き換えると、賭け金に対して戻ってくる「見込み」金額のことです。
サイコロを例にして見ましょう。
サイコロの「1」の目が出ると、30ドルの配当金が払い戻されるとします。
「1」の出る確率は1/6ですから、この場合の期待値は
30 x 1/6 = 5ドルになります。
つまり、1回サイコロを振るごとに5ドル増える計算になります。

次にハウスエッジについて説明します。
ハウスエッジは、以下の計算式で求められます。
(賭け金 - 期待値)/ 賭け金

これらを使い、バカラの賭け項目のハウスエッジを計算してみましょう。
その前に、バカラでのプレイヤー、バンカー、TIEの勝率を予め計算しました。(8デッキの場合)

プレイヤーの勝率・・・ 44.62%
バンカーの勝率・・・ 45.86%
TIE(引き分け)の勝率・・・ 9.52%

PLAYERに賭けた場合のハウスエッジ

最初は、プレイヤーに10ドル賭けた場合のハウスエッジを計算します。

  • プレイヤーに10ドルを賭けて勝利すると、賭け金の2倍の20ドルが払い戻されます。
  • バンカーが勝ったら、払い戻しは0円です。
  • 引き分けの場合は、賭け金10ドルが返金されます。

期待値を計算すると
20 x 0.4462 + 0 x 0.4586 + 10 x 0.0952
= 8.924 + 0 + 0.952
= 9.876ドル

期待値は、9.876ドルに なりました。
これを、ハウスエッジの計算式に当てはめます。

(10 - 9.876)/ 10 = 0.0124

プレイヤーの賭けた場合のハウスエッジは、約1.24%ということが分かりました。

BANKERのハウスエッジ

次に、バンカーに10ドル賭けた場合のハウスエッジを計算します。

  • バンカーに10ドルを賭けて勝利すると、5%のコミッションを取られるため、賭け金の1.95倍の19.5ドルが払い戻されます。
  • プレイヤーが勝ったら、払い戻しは0円です。
  • 引き分けの場合は、賭け金10ドルが返金されます。

期待値を計算すると
19.5 x 0.4586 + 0 x 0.4462 + 10 x 0.0952
= 8.943 + 0 + 0.952
= 9.895ドル

期待値は、9.895ドルになりました。
これをハウスエッジの計算式に当てはめます。

(10 - 9.895)/ 10 = 0.0105

バンカーに賭けた場合のハウスエッジは、約1.05%ということが分かりました。

TIEに賭けた場合のハウスエッジ

続いて、TIE(引き分け)に賭けた場合のハウスエッジを計算します。

  • TIEに10ドル賭けて勝利すると、賭け金の9倍の90ドルが払い戻されます。
  • プレイヤー、バンカーが勝った場合は、払い戻しは0円です。

期待値を計算すると
90 x 0.0952 + 0 x 0.4462 + 0 x 0.4586
= 8.568 + 0 + 0
=8.568

期待値は、8.568ドルになりました。
これをハウスエッジの計算式に当てはめます。

(10 - 8.568)/ 10 = 0.01432

引き分けに賭けた場合のハウスエッジは、14.32%ということが分かりました。

一見すると9倍配当は魅力的ですが、「プレイヤー」「バンカー」に賭けた場合とのハウスエッジの差はかなり大きいですね。
「バカラで勝ちたければ、引き分けには賭けない!」ということを覚えておいてください。

ペアに賭けた場合のハウスエッジ

バカラには、プレイヤー・バンカー・引き分けの他にも、サイドベットが用意されているところもあります。
その中で、「ペア」のハウスエッジを調べてみます。
ペアの中でもっとも配当が高い組み合わせは、「プレイヤーのペア、バンカーのペアのいずれかを指定する。」場合で、配当は賭け金と入れると12倍にもなります。
しかしながら、理論上の出現率は、約7.47%。
10ドル賭けた場合の期待値は、
120 x 0.0745 = 8.964ドル。
ハウスエッジを計算すると、
(10 - 8.964)/ 10 = 0.1036
約10.36%になります。

引き分けに賭けるよりはマシですが、長期的には損失が大きく膨れ上がる賭け方なのが分かりますね。

ノーコミッションバカラのハウスエッジ

ここまでは、バンカーに賭けて勝利時に5%のコミッションを取られる、ノーマルなバカラな紹介してきました。
カジノには、その他にも「ノーコミッションバカラ(手数料なしバカラ)」というものがあります。
その仕組みについて解説します。

ノーコミッションバカラと普通のバカラの異なる点

ノーコミッションバカラとは、バンカーが勝った場合のコミッションを取られないゲームのことです。
普通のバカラですと、バンカーが勝った場合は5%の手数料を取られるので、実質的には1.95倍の配当となります。
一見すると、ノーコミッションバカラの方がお得な気がしますが、コミッションを取らなければ、カジノが潰れてしまいます。
実はノーコミッションバカラでは、バンカーが「6」で勝った場合の配当が1.5倍に設定されているのです。
つまり、バンカーに100ドル賭けて勝ったとしても、合計点数が「6」だった場合は、150ドルしか払い戻されません。
したがって、ノーコミッションといっても、実際の控除率は普通のバカラと同じ計算になります。

スーパー6に賭けた場合のハウスエッジ

バカラを改良したアレンジバカラの中に、スーパー6バカラというゲームがあります。
ノーコミッションバカラと似ており、「6」以外の数字でバンカーが勝った場合にはコミッションが取られませんが、「6」で勝った時の配当は1.5倍になります。
また、「スーパー6」に賭けてバンカーが「6」で勝った場合は、13倍の配当を手にすることができます。
つまり、スーパー6に100ドルを賭けて勝利したら、1300が払い戻されるのです。
ギャンブル性が高く、スリルを味わうには面白い仕組みなのですが、理論上の勝率は5.8%しかないため、長期的な視点で見ると利益を出すことは出来ません。
念のため、期待値とハウスエッジを計算してみましょう。
10ドル賭けた場合の期待値は、130 x 0.058 で7.54ドル。
ハウスエッジの計算式に当てはめると
(10 - 7.54)/ 10 = 0.246
24.6%ものハウスエッジを取られていることになります。
余った資金での運試し、大負けからの一発逆転などを狙うには夢のあるスーパー6ですが、長時間の試行は厳禁ということがお分かりいただけたと思います。

ハウスエッジを利用したバカラの基本戦略

ここまで、賭け項目ごとのハウスエッジを算出してきましたが、長くなりましたのもう一度確認しましょう。
こちらの表にまとめました。

配当 勝率 ハウスエッジ
プレイヤー 2倍 44.62% 約1.24%
バンカー 1.95倍 45.86% 約1.05%
引き分け 9倍 9.52% 約14.32%
ペア 12倍 7.47% 約10.36%
スーパー6 13倍 5.8% 約24.6%

この表を元にして、バカラの基本戦略を説明します。

「TIE」や「Pair」、「スーパー6」には賭けない

バカラを長時間楽しみたい時は、ハウスエッジの高い引き分け、ペア、スーパー6には賭けないようにしましょう。
もちろんギャンブルですから、「高配当を当てたときの興奮を味わいたい!」という人もいるかもしれません。
そんな人は、回数を決めて、できるだけ少ない試行回数にとどめておくのが賢明です。
プレイヤーとバンカーについては、ハウスエッジが0.1%しか違わないので、神経質になる必要はありません。

コミッションの違いに注意

バカラには、ノーコミッションバカラ、スーパー6バカラのように、「バンカーのコミッションは特定の数字で勝った時だけ取られる。」というものもあります。
事前に、自分が選んだ台のコミッションやルールについて、確認するクセをつけましょう。

DECK数に注意する

現在のライブバカラは、8デッキを採用しているところが主流になっています。
そのため、プレイヤーのバンカーのどちらかに賭けるかについては、神経質になる必要はありません。
しかし、カジノの中にはシングルデッキ(1DECK)を採用しているところもあります。
シングルデッキのバカラだと、バンカーの期待値が高くなり、ハウスエッジが1.05% →1.01% に下がります。
したがって、もしシングルデッキのバカラテーブルを見つけた場合は、バンカー寄りに賭けた方が、勝てる確率が高くなることが分かっています。

ハウスエッジを味方にバカラを賢くプレイ

ここまで、各ギャンブルごとのコミッション、バカラで最も賭けやすい場所、賭けてはいけない場所について、実際に計算を行いながら解説してきました。

「バカラは控除率が低いから勝ちやすい」といっても、間違った場所へ賭け続けると、公営ギャンブル並みのコミッションを取られることがお分かりいただけたかと思います。

あくまでも数字上の計算ではありますが、この数字を元にカジノが運営され、大きな利益を上げているのです。
短時間では確率通りの結果になることは少ないものの、数百、数千、数万ゲームとバカラを続けていけば、理論上の数字に近づいていきます。
このブログで紹介している必勝法、勝ちやすい賭け方をしっかりと理解し、カジノに挑んでください。

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